■首都プロンテラ■
シュバルツバルド共和国と共に一番繁栄しているルーンミドガッツ王国の首都。
多くの人口が密集しているため大聖堂、騎士団、初級修練場、
公園などの優秀な施設が充実している。
アコライト、プリースト、ナイト、クルセイダーを目指す者たちが訪れる。
■アルベルタ■
深い緑の森を抜けた場所に突然現れる白い港町、プロンテラの南東方にある港岸都市で
王国の海外貿易の大部分を担っている貿易の拠点。
最近では激しい津波と爆風などで船が出航する事が減ってしまい、
港としては活力が落ちたに見えたが、
近くに昔沈没したシュバルツバルドの宝物船が発見されると、
その財宝を狙う冒険者、
商人たちの来訪し、港も活気を取り戻してきている。
■イズルード■
首都プロンテラの南東に位置する小さな町、それが衛星都市イズルード。
騎士を目指す者たちが訪れる剣士修練場、商店、
そしてアルベルタへ向かう定期連絡船が出航する港がある。
海底ダンジョンには人魚のモンスターが出現すると噂され、
昔伝説のあった「人魚の王国」では?と噂する者もいるという。
■フェイヨン■
深い緑の森に囲まれた山の中にある静かな地方都市。
外部とは遮断された場所であったため、ルーンミッドガッツ王権の強い影響を受ける事無く、
伝統的な様式をそのまま残している東洋的な町で、従来からの自治的な性格が強い。
後ろにある溪谷には精神を集中させて修練している弓手たちが集まっている。
■ゲフェン■
プロンテラの西北の方角、シュバルツバルド共和国との国境地帯の盆地にある、
周りを湖にかこまれた都市。
昔から魔法力が強く、多くの修練者たちがやって来て
現在の都市を作り上げたという言い伝えがある。
都市の地下には古代の遺跡が隠れていると言う。
それを封印するために高い塔(ゲフェンタワー)があると言う話が伝えられている。
■モロク■
プロンテラの南西の方角、ソグラト砂漠のオアシスを中心に位置する辺境都市。
地域的特色が強く、王国の管理もあまり行き届かず、
地域を治める太守が無能なので犯罪が多発している。
街中心の貯水池・モロク城を中心に東西に商店が建ち並び、
メインストリートが円形に造成されている。
■アルデバラン■
ミッドガルド大陸の北、シュバルツバルド共和国の最南端都市。
都市全体に運河が流れており、村各所に配置された風車を利用して地下水をくみ上げ、
人工的に運河を形成している水の豊かな街。
街では神秘主義者の錬金術が発達し、錬金術学会等のギルドが存在している。
■アマツ■
豊かな水と見事な桜に囲まれた風情豊かな土地。
町の北西には巨大な城がそびえ立ち、建築物もミッドガルド大陸にあるものとは違う様式で、
全く異なった文化で形成されていることを物語っている。
また、町を北に抜けると、竹や草木が生い茂る山道で、
どこからともなく流れ込んだ水で浅い池ができており、その上には幾重にも鳥居が立ち並んでいる。
■コンロン■
宙に浮く群島状の島。美しい風景を持ち、観光地としても有名。
そこには「神仙」という人を超えた存在がいると言われ、
人間でも修行を積めば神仙になれるという噂もある。
その噂を信じ、修行に励む者が常に滞在している。
しかし、人を超えて神仙となった者の中には悪事を働く者もおり、
コンロンの周囲では災害や不吉なことが相次いで発生しているようだ。
■ルティエ■
国境都市アルデバランの街にいるリンクサンタに話しかけることで行ける、
雪の降るクリスマスの街。
街では一年中雪が降り続いている。
毎日がクリスマスのこの街には、サンタクロースの家があるほか、
おもちゃ工場と呼ばれるダンジョンもある。
■コモド■
沼地帯を越え海を渡り、凶悪なモンスター達が徘徊している巨大な洞穴の中にある、
ルーン・ミッドガッツ王国最南端に位置する海辺の都市コモド。
日差しが差すことがないため、常に夜のような暗い都市だが、
村全体を覆っている煌びやかな火の光が幻想的でとても美しい都市でもある。
ここコモドは、ルーン・ミッドガッツ王国では禁じられているギャンブルが唯一可能な都市なので"ギャンブルの都市"とも呼ばれる。
■ニブルヘイム■
死者ばかりが集う街ニブルヘイムには、魔女や悪魔などのモンスターが棲みつき徘徊しているため、気が抜けない。
かつて幾人かの人間が命賭けでこのニブルヘイムへ足を踏み入れ、誰一人として再び表の世界に姿を現すことなく、不幸な死を遂げたという。
立ち並ぶ奇怪な家屋の数々、背筋を凍らすような冷たく陰鬱な雰囲気、どこからともなく聞こえる不気味な音。訪れた人に必ず「死」を連想させる、恐怖に包まれた街だ。
■龍之城■
壮大な建造物がそびえる古都「龍之城」。武侠伝の中の世界のような雰囲気となっている。
外敵を防ぐために街の周囲を取り囲んだ巨大な城壁とその街並みは、
歴史の長さを物語っている。
シュバルツバルド共和国にも劣らぬ古代の遺跡が隠されているという噂もあり、
住民たちは自分たちの文化を守ろうと、異国の人間を排除する傾向が強い。
■ジャワイ■
青い空、青い海、そして白い砂浜!
楽園のような常夏の島「ジャワイ」は、カップルで一緒に過ごすのにピッタリな観光地。
新婚旅行はもちろん、バカンスも楽しめるこの島には、ロマンティックな要素がたっぷり。
ハート型の島・ハートアイランドではスイートルームが利用できる。
まさに結婚したカップルのための場所。未婚者がジャワイに行く方法もあるが、実は……
■ジュノー■
賢者の都市とも言われるジュノーは、シュバルツバルト共和国の首都として、
ルーンミッドガッツ王国と親密な同盟を結んでる。
ジュノーは共和国を治める中央機関の議事堂や、
“セージ”に転職することが可能なセージキャッスルがある島“ソロモン”と、
モンスター博物館、共和国図書館、シュバルツバルト魔法アカデミーといった、
公国のすべての知識が集約した島“ハデス”、
中央広場と住宅街が位置した島“ミネタ”といった三つの島が集まって構成される。
■アインブロック■
鉄鋼生産技術と、蒸気機関の発達による巨大な工業都市アインブロック。
もとは採鉱産業の要地であるアインベフの村近隣に工場が一つ、また一つと建設され、さらにアインベフからこれらの工場をつなぐ鉄道が完成、やがて工業地帯へと発展し、村の何倍もの大きさを持つようになる。
そこでは、鉄や鋼鉄を作るだけではなく、様々な商品の生産・販売も担うようになり……ついに「アインブロック」という一大都市として認められるようになった。
■リヒタルゼン■
アインブロックの南西に位置するシュバルツバルド共和国の都市「リヒタルゼン」。
貧富の差が激しく、低地は商業を営む裕福な人々が住む建物が整然と建ち並び、高地は貧しい人々の集落が密集している。
商業地区は、レッケンベル本社と各種金融、商業建物および飛行船発着所が、居住地区は民家や公園、またレッケンベル直営のホテルなどが存在する。
なお、西には錬金術師ギルド、東には商人組合があり、商人ギルドは汽車が発着する駅で荷役される貨物を総括する役割を果たしている。